8月31日(水曜日)

明日から娘の学校が始まるので、(日本も同じですね)いつものようにゆっくりと朝ごはんの準備というわけにはいかず、7時には起きないといけないのに、1時になったいまでも、のろのろとネットサーフなどしています。今週はフランス語もはかどっていないのに。毎週カトリーヌに、「今週は勉強しましたか? 」と聞かれ、「ちょっとだけです」「どうして?」「なぜならば、忙しかったからです」このフレーズからは前進しません。(笑)親子反対で、娘が家中目覚まし時計を7時にセットし、持って行くものを揃え、「お弁当作るの忘れないでね」と言われました。どちらが親だかという感じですが・・・明日はこの間作っておいて、フリーズしておいたから揚げに卵焼きを作って、これでいいかなと思っていましたところ、ネットで、来年開校の関西の私立の小学校はライバル2校とも給食がホテルから運ばれると聞いてひえ〜!と思いました。毎日ホテル仕込みのランチなんてすごいですね!

8月29日(月曜日)

最近毎日のように(多いときは1日に2度も!)13歳のお兄さんたちが「レオちゃんいますか」と遊びに連れて行ってくれます。まるでお友達が遊びに来るようです(笑)連れて行くと言ってもマンションの下が広い芝生で部外者は入れないように警備もしっかりしていますので、マンションの住人以外の人は愚か、野良犬や野良猫1匹でもつまみだされますし、どのこどもがどこに住んでいる子かまでわかっており、安心してレオも預けられます。(そうでないとやはり知らない子には預けられません)5、6人の小学生の男の子たちとたっぷりとボール遊び(サッカー)をして遊んでもらい、こちらは仕事もはかどりますし、とても助かります。レオはまだ5ヶ月ですが、今日久しぶりに体重をはかりましたら、なんと18キロありました!娘は23キロですからもうすこしで追い抜かれますね。うちにレオが来たときはウサギのロロちゃんより軽かったのに!!抱っこするとちょっとよろけます(笑)

前回レオがロロちゃんに手をかけている写真をご紹介しましたが、 やらせ ではなく、自然の写真です。ウサギもよく部屋に置いていますので(トイレは自分のケージまで帰ります)慣れたみたいです。今日も一緒にいました。とっても仲良しなんですよ。

 

8月26日(金曜日)

あっと気がついたらもう来週から9月ではありませんか。夏休みもあっという間に終わります。娘は2ヶ月という夏休みの間宿題が何もありませんでしたので、不安でもあり、がその分漢字を徹底的にやれたので、良かった気がしますが。

今日は乗馬で馬に放り出されて落ちました。腰よりちょっと上の背中から落ちたので、背骨の部分を打ち付けてかなり痛かったです。乗馬で半身不随になる人も居ますから上手に落ちないといけませんね。フランスでは50回落ちないとよいシュヴァリエ(騎手)にはなれないそうで、まわりの人にあと49回だね。と笑って言われました(笑)また今日はフランス語の時間皆で(個人レッスンですが、周りの乗馬クラブの人も集まってお茶を飲みながら見ているので)クッキーを食べようと思って持ってきたのですが、落馬したあと、カトリーヌが、「お菓子を持ってきたからじゃない?」というので、何のことかと思ったら、フランスでは落馬した後は、その人はお菓子かシャンパンを持ってくることになっているとのことです。「普通は逆なのよ。!」と大笑いでした。「お菓子を持ってくるのがこわくなったじゃないの!!もう持ってこないからね!」と皆で大笑いでしたが、打ち所が悪かったら笑い事じゃ済まされませんでした。

が、カトリーヌ曰く1時間の練習で7回落ちたこともあるということで、ドンマイよ!と言われました。そのあとも、懲りずに、乗り続けたのですが、一度落ちたので更に恐怖感はなくなりました。柔道をやっていると転びが上手だということです。

車も運転に慣れてきた頃が事故が起こりやすいとのことですので、乗馬もなんだ、楽勝じゃないと最近甘く見ていたので、気を引き締めろ!!というお告げなのかもしれませんね。今頃になってずきずきしてきました。

8月25日(木曜日)

レオが家にくる前はいつもは夏休みをはじめ土日やお休みの日は、早起きしてお弁当を作らなくてもよいので、10時過ぎまで寝てぐうたらしていたのですが、レオが来てからは今では8時過ぎにはお散歩にいくようになりました。朝お化粧もせずに歯だけみがいてで起き抜けに眠いまま出て行くのですが、朝ってこんなに気持ちがいいんだ!とはっとさせられる瞬間です。朝早いと誰もマンションの庭にいないので、リードなしでたっぷり1時間一緒に走るとけっこう汗をかきますし、その後に飲む紅茶もとてもおいしくいただけます。朝のちょっとした楽しい時間を与えてくれただけでもレオに感謝です!

今日は朝10時過ぎからマンションと隣接しているスポーツクラブのプールに行きそれからパッキングを始めました。ちなみに娘は昨日遅かったせいか、朝は10時近くまで寝ていて(通常は一緒に朝の散歩時に自転車に乗っているのですが)プールに行ってからも疲れたといって寝ていました。いつもは夕方の4時くらいに行っていたのですが、はじめて午前中に行ったらがらがら。向いのおばさんも来ていて彼女が言うには朝7時くらいは出勤前に一汗かいてから。という人が多いらしく、混みこみだそうです。朝からスポーツクラブに行くなんて脱帽ですが。

というわけで、今日は朝から体力をかなりつかいましたし、午後にはわざわざレオが好きな犬用のビスケットを買いに少し遠くにあるショッピングモールの下にあるスーパーマーケットに行きましたので、帰って夕方にはぐったりで、夕食を作る元気もなく、アイオリオ・ぺペロンチーノ(にんにくと唐辛子のスパゲティ)とキャベツをちぎったものに、パルミジャーノとバルサミコをかけて簡単にすませました。キャベツは千切りするより、手でちぎった方が数倍美味しい気がするのはどうしてでしょうか。原始的ですが、キャベツだけではなく、トマトや、そのほかの野菜も手でちぎった方がドレッシングがしみこんで美味しいように感じます。鷹の爪を入れすぎて、口から火が出そうなスパゲティになってしまいました。夕食にしてはきわめてシンプルすぎるので、娘にはサーモンのフライをつけ、最近疲れ気味の自分には南アフリカのワインを開けました。赤ワインは元気の素です。以前はワインなんて1本すぐに飲めてしまいましたが、最近は歳のせいか、ワイングラス1杯で満足なので、1本あれば1週間楽しめるんです。そのうち娘が一緒に(あと12年近くありますが)飲めると思うと楽しみでもあります。なにしろ私がチョコレートを食べている横で、イカの塩辛をなめたり、烏賊さきをさいて食べている娘なので、呑み助になるのは目に見えています。(笑)
ながーい夏休みの一日でした。

8月24日(水曜日)

また昨日今日と夏日に逆戻りです。今日はレオを獣医さんに連れて行きました。いままでつけていた虫よけの首輪が首が太くなってきつくなってしまったので、新しいのに交換してもらったのと、液状の更に虫除けの薬を首にたらしてもらいました。1ヶ月効果があるそうで、1ヶ月ごとにつけてもらいに行きます。レオが来て、3ヶ月以上たちました。

犬や猫をお持ちの方でしたら皆様ご経験があると思いますが、本当にひとそれぞれ考え方が違うのだなあと実感すると同時にレオがいなければしなくてもよい言い合いをしたり、嫌な思いをすることもあります。もちろん人には好き嫌いがありますから犬が嫌いな人、猫が嫌いな人はそれぞれいることは否めないのですが、中には信じられないような人も居て、閉口することもあります。イスラム教の国では犬は不浄なものということで、イランやエジプトでは犬を見ただけで石を投げるということですが、レオが病気になったときに一緒に新しい獣医さんを見つけてくれてレオを本当にかわいがってくれている方のご主人はイラン人でした。ペルシャ猫が3匹もいました。ベルフィという名で、ペルシャ語で雪という意味だそうです。やはりイランでは猫はかわいがられるのでしょうか?!そういえば、先日内で働いているKさんが、(ちなみにバリバリのイスラム教徒ですが、レオのことをすごくかわいがってくれます)いうにはペイガンベル(預言者マフメッド=マホメット)はポケットに猫を入れていたとのことですが?!

同じマンションの住人の人にもレオのことは、かわいい!!素晴らしい。動物は最高ですね。特に犬はいいね。と言って触ってくる人も居ますし、先日大型のバイクに乗ってきた黒サングラスで筋肉もりもりのおじさんがいきなり庭で散歩中の私達のところにやってきたので、なにか怒られるのかと思ったら、「こんにちは!この子何ヶ月ですか?」と言うなり、想像できる声より2オクターブくらい高い声で レオにまるで人間の赤ちゃんにするように話しかけ始めたので、ずっこけそうになりました(笑) ご自分の工場には29匹色々な犬を飼っているそうです。家族全員犬好きだそうで、同じく金髪の髪をなびかせてバイクを降りてきた(かっこいい!!)奥さんも同じくレオのことを触っていました。

そういう人がいると思うと中には少しレオが寄っただけで、「寄らせないで!!(女性に多い)」といきなり怒る人や、何もしないのに、「子供が怖がるからあっちに行って」という失礼な人や、なかには、バルコニーの前にある、花(マンションの敷地内のものなので、その家の所有物ではありません)をちょっとくんくんして、花びらをとってしまっただけで、ものすごく怒って「ここには連れて来るな!」というおじさんとか。そのときは一応花をとってしまったのは謝ります。申し訳ありませんでも、ここは皆の庭ですからここに連れて来るなというのはおかしいです。と言ったのですが、何かと理由をつけてぶつぶつ言っていました。以前お客様に教えていただいたのですが、日本でも犬を捨てる人が多いようで、中には犬の体に大きいな石をつけて海に投げ込む人や、もっと仰天だったのは、手足に釘を打ち付けて歩けないようにしてゴミ箱に捨てたりする人間とは思えない人もいたそうです。その子は幸いよい飼い主にその後出会い、その飼い主さんはその子のために家にエレベーターまでつけてくれたそうで、幸せになったそうなのですが・・・ちょっとのことで、鬼のような形相で動物をにらみつける人を見るとこの話を思い出します。レスキューのサイトがありますので、お時間がありましたら、ご覧下さいね。ほとんど里親さんが見つかってほっとしていますが、そのなかの一人の里親さんのコメントの中で、「「どこを どれだけ歩いてたんだろう 」 と カチカチになった足の裏を触りながら家族の一人が言いました。「幸せにするね」と約束しましたが今 わたし達が 幸せにしてもらっています」というのを見て涙が出てしまいました。http://www.grcj.org/goldens/training.htm

・・・話がそれました。すみません。

今日も獣医さん(女性)と話していたのですが、トルコという国は一部の人を除いてはまだペットを飼うという余裕のない国なので、まだまペットというものを飼う様になってから日が浅いので他人のペットにまで気遣える人は大変少なく、このような問題は犬や猫を買っている皆が共通して感じていることで、ドクター自体、何度言い争い(喧嘩ではなくて、言い争い、という単語を使っていました)をしたことか、とおっしゃっていました。

犬はあくまでも犬ですがたぶん皆様もそうだと思いますが、自分の家族同然で面倒をみているものに対して、いきなり赤の他人が無礼な態度をとればいくら犬と言っても腹が立ちますね。そういうご経験ないでしょうか。確かに非常識な行為をしたり、迷惑な行為をしたりするのはいけないことだと思いますが、そうでないのに、犬というだけで理不尽なことを言われるのは本当に腹が立ちます。守って上げられるのは飼い主しかいないんだなと本当に思いました。

最近思うのですが、人間の子供に対してでさえ、虐待の多いこの世の中、犬や猫など話すことの出来ない動物はどのような虐待を受けているんだろうと思うと本当に心が傷みます。今日は犬に変わってちょっと愚痴らせていただきました。

私は日本では犬を飼ったことがありませんので、あくまでもトルコの私の家付近のことですが、日本ではこんなこともある!と言うことがあれば是非教えてくださいね!

8月21日(日曜日)

暑い暑いと言っていたのは5日だけで、昨日から比較的過ごしやすくなりました。今は涼しい風が外から吹いてきて寒いくらいです。

ADSLにしてから当然のことながらアップロードも早いし、心置きなくネットが使えるし、いままで時間制限だった娘のゲームもどうぞお好きなだけ!です。なんだかとっても気持ちがよいです。つけっぱなしでいろいろなことが出来るので本当に便利ですので、なんて便利なんだ!と言っていると、皆に今までサイトを持っていたのに、なんと、電話回線でやっていたの?!信じられない!と驚かれますが、以前は電話回線でも料金はそんなに高くありませんでした。

今日もこれから楽しみの読書とフランス語の時間です。このように書くと、努力してますね。とおっしゃってくださる方がいらっしゃいますが、この物騒でいつどこに行っても何が起こるかわからないご時世、戦争で苦しんでいる人や、貧しくて勉強も出来ない人がどれだけいることでしょうと考えたり、北朝鮮みたいな自由のない国に生まれなくてよかった。と考えるにつけ、自分だけの空間で、読書をしたり、勉強ができる一時は本当に贅沢だと思うのです。私にとってはまさに至福の一時です。今日は早く休みたいので、シャンソンの歌詞でも眺めようと思います

8月17日(水曜日)

暑い日にあついあついといっては余計に暑くなりますが、本当に暑い日でした。昨日はすいかばかりで今日はコーラばかり飲んでいました。暑さに強い私もさすがにばてました。

さて、恥ずかしいのですが今更ですが、ADSLの申し込みをしました。ずっと電話回線だったのです。今までADSLをつかっていた人に聞いてみると時々故障するだの、1日使えないときがあるとか聞いていましたので、不便かもしれないと敬遠していたのですが、今月は電話代がガ-ンと来まして、これはADSLに買えないとと思い、思い立ったらすぐ行動のわたしはすぐに朝市で電話局に走りました。

イスタンブルでは申し込んでから待ちで何ヶ月もかかると聞いていたのに、申し込んでから1分後には登録の紙をもらい、「モデムを買ってつけてください」で終わり。聞いていたのは、業者に連絡して取り付けてもらうということでしたが、全部自分でやって。とのこと。とりあえず、近くのお店でモデムを買い、そのお店が言うには電話局の人が無料で来てくれるから。ということでしたので、また電話局にもどると、もう昼休みの5分前。手続きをしてくれていた男性はもういなくなっていて、お隣の女性に聞くと、「何も言わなかったから自分で全部設定するっていうことで登録したから誰も来ませんよ」「えっそんな!!モデムも買ったからどうにかしてしてください」「でももうそのように登録したから今更換えられません。じゃ。もう仕方ないですね。いまほら、エレベータに乗っていく女性がいるから一緒に載って言って設定する係りの人たちに自分で頼んでくれますか?」返事をする時間はなくそのエレベータに飛び乗り、なんだか改装工事をしている工事現場のようなところへ。がらんとした部屋にPCが3台あり、おじさんたちがいました。丁度乗りあわせた他のおじさんが、「おい!このバヤン(女性)が困っているから助けてあげて」「ようこそ!」ということで、そのおじさんに助け舟を求めたところ、自分で設定するのは簡単ですよ。と、自分のPCで入れるべきパスワードなどを入れて設定してくれてあとは接続するだけということで、なんだ、簡単じゃないと思いました。

帰ってすぐに接続。でもつながらない。急いでTurkテレコム(電話局)に電話。Hat (回線)が開いたかどうか確認の電話番号を教えてもらい、電話したところ、すぐにはつながりませんよ。3日以内にはつながります。とのこと。そんなの最初から言って欲しい。

本当にその辺がまだ途上国だと思うのですが、必要な情報を得るのに、何度も何度も順を追って調べないと得ることが出来ないし、誰も教えてくれないのです。きちんと紙に、書いておくべきだと思うし、電話番号も羅列してリストにするくらい親切にしてくれればいいと思うのですが、本当に知らないと泣き寝入りと言うことはたくさんあります。聞かないと教えてくれないし、その情報も定かではない。日本と大違いですが、その繰り返しで、最近はそれが当たり前になってきました。その代わり、ガイジン女性ということで、たまには例外も認められてラッキーだったりすることもありますけど。

とにかく今更!ですがあと3日以内にADSL無事にデビューできそうです。周りの人に言ったら「いまだに電話回線でやっていたなんて」と呆れられました。(笑)

8月16日(火曜日)

本当に今日は暑くて溶けそうに暑かったです。こう暑いとスイカくらいしか食べたくないですね。大きなスイカをスイカ割りをして、ナイフを使わないで最後まで手で割ってざくざくスプーンでいただきました。ナイフを入れないで食べると言うのはとっても美味しい気がします。大きな大きな頭より大きなスイカでしたが、レオとあとうさぎさんにもわけたら1日でなくなってしまいました。また明日買ってきます!娘は先日パパにもらったかき氷セットと、(シロップはいちご)花火ですっかり日本の夏(?)を楽しんでいます。かき氷セットは今は普通の氷でも出来るんですね。私が小さいときにあったのはかなり旧式で、直径8センチくらいの容器で専用の氷を作らないと出来ないものでした。シャッシャッと氷をかく音がとても涼しげでした。前回日本に行ったときにコンデンスミルクを買っておいてよかったです。かき氷を食べたのは去年の7月パリで日本の甘味処のお店以来でしたのでとても懐かしい感じでした。

8月13日(土曜日)

1週間の疲れを癒すべく、かなり遅くまで寝てしまいました。いくら睡眠不足でも週に一度思い切り睡眠をとれれば元気は回復するものです。昨日につづき、今日も乗馬プラスフランス語のため、郊外に車を飛ばしました。車を運転するのは大好きなので、特に休暇ですいている道路をスピードを出して駆け抜けるのは爽快です。150キロ以内はスピード違反になりませんので100キロを超えていてもかなり抜かされます。車種にもよりますが、お乗りの方はご存知だと思いますが、メルセデスのような高級車ですと、170キロくらい出しても、安定していてまったくスピード感がないのですが、私の車はルノーのクーペですので、スピードは出ますが、やはり130キロ以上ですと、振動がありますので、それ以上は出しません。またトンネル内は余計に視野が狭くなって私はスピードが出せません。いつもパリに行く際に、滞在してするホテルがエッフェル塔の近くですので、ダイアナ妃が交通事故で亡くなった(抹殺された)アルマ橋のトンネルを通りますが、あそこで170キロはやはりこわいな。と思います。中央にある柱がとても太いですし、あんなところにぶつかったらひとたまりもありません。ダイアナ妃は大好きだったので、いまだに通るたびに心臓がえぐられる気がします。トンネルを通るたびに、スピードを落とそうと思います。トルコでは皆トンネル内でも平気で追い抜きをしますので。

さて、20年前の昨日JALのボーイング機が墜落しました。数年前に、墜落の統計ではボーイングの方が多いからエアバスに乗った方がいい、ということを聞いてフライトを選ぶときもいちいち機種まで調べていましたが、そんなことは関係ないですね。20年前のあの日は大学1年生の夏休みで、サークルの女友達皆で、軽井沢に遊びに行っていました。御巣鷹山に飛行機が墜落したと聞いて、そんなに遠くじゃないよね。と話していたのを思い出します。あれから20年もたつんだなあ。と、そんなことを考えながら休みましたので、そのときの夢を見ました。ネットで生存者(落合さん)の証言を読んで身の毛がよだつ思いがしました。そのなかで、墜落した後に、まだ息をしている方がたくさんいて、小さな男の子が「ようし、ぼくがんばるぞ!」という声が聞こえてきたというのがとても印象に残りました。髪の毛が逆立つようなすごい速さで落ちていったというのですから、どんなに怖い思いをされたことでしょう。

http://www.goennet.ne.jp/~hohri/n-index.htm  こちらのサイトです

8月12日(金曜日)

日にちのたつのは本当にはやいですね!先日の日記からもう1週間たってしまいました。今週も本当に忙しくて時間に追われた生活でしたので毎日日記をご覧いただいていた方は申し訳ございませんでした。

毎日パッキングに終われておりますが、その分毎日朝メールを開けますと、キリムご到着のご連絡をいただき、お気に入っていただけますと本当に朝からハッピーな気分でいられます。

最近は12時までにアップを終わらせ、それから1時間読書にあて、1時間をフランス語に当てるようにしていますので、寝不足でちょっとふらふらですが、有意義な夏休みを過ごしております。実は春から読んでいるカラマーゾフの兄弟が間があいてしまい、まだ中を呼んでいます。先日面白いことに気づきました。カラマーゾフの中のある女性の話す寓話がでてきます。お読みでない方のために一応その話は・・

昔、ある一人の根性曲がりの女がいて生前ひとつも善行ものこらなかったので、悪魔が非の池に放り込みました。その女の守護天使がなにか神様に報告できるようなことを一生懸命考え、ひとつ思い出しました。やっと思い出したのがその女が野菜畑でねぎを1本抜いて乞食にやったことがあるということで、それを神様に報告します。神様はそれならそのねぎを取ってきて火の池にいる女に差し伸べよ。もし葱が千切れたらそのままにしておきなさいと言います。守護天使は葱を差し伸べました。すると、もう少しで女を引き上げられそうになったときに池にいたほかの罪びとたちがしたから上ってきて、女にしがみつきました。ところがその女は大変根性が曲がっていたので、その罪びとたちを蹴落としました。「これはあんたたちのじゃなくて私の葱なんだよ」といいながら。そのとたん葱はぷつんと切れてしまい、女は火の池の中に再び落ち、今も燃え続けているということです。天使は泣きながら立ち去ったそうです。

この話、芥川龍之介の 蜘蛛の糸と全く同じですよね!ちなみに調べてみたところ、ドストエフスキーのこのカラマーゾフの兄弟が書かれたのが1879年(新聞に掲載)で単行本として出たのが1880年、芥川の蜘蛛の糸がかかれたのが1918年ですから、芥川龍之介はこの本を参考に蜘蛛の糸を書いたのでしょうか?でも芥川がドストエフスキーに傾倒していたということでもないようです。ご存知のかた教えて下さい。蜘蛛の糸は主人公のかんだた (漢字は忘れました)という名が独特で一度聞いたら忘れられないと思いました。盗作なんて思う気はないのですが、もし同じような時期にロシアと日本でこのような同じような内容が書かれているのなら大変面白いなと思いました。日頃なにもないアンカラなので、こんなことでも面白おかしくなってしまう今日この頃です。

8月6日(土曜日)その2

昨日は夜10時ごろに、娘が優雅に桃を食べながら 雑誌を読んでいるので、てっきりノルマ(漢字を含む)を終わらせたとおもって、放っておいたら11時ごろになって、のそのそとはじめたのです。それですっかり切れてしまい、日ごろのお小言が爆発してその倍の宿題をだし、結局夜中の2時半まで勉強していました。1時過ぎに怒鳴っていましたら、(周りの人は休暇で誰もいないので、近所迷惑にはなりません)寝たはずのレオが知らないうちに横にいて、怒鳴っている私の顔をじいっとみていたので、(こんなに怒っていてすごいなあー。と言っているように)気が抜けて怒る気がうせました。レオがいて娘は救われたわけです。そこでニコニコしてしまうと、示しがつかないと思って、レオにも「見ていないで、寝なさい!」とちょっと怖く言ったらとぼとぼ寝に行きました(笑)日本語を教えない学校にいて日本語を勉強するのは本当に大変みたいです。漢字が難しいと毎日言っていて、日本語より中国語の方が漢字がたくさんあって、全部漢字なんだよ。と行っているので中国の人はすごいね!と尊敬しています。確かにそうですね。アルファベットなんて26ぽっちですものね。

8月6日(土曜日) その1

今日は朝から原爆特集のネット検索ばかりしていました。実はこの数日多忙で、ろくにネットニュースも見ていなかったばかりか、毎日今日は何日?であるかも認識していなかったのですが、昨日は娘のプール教室から帰った午後1番イタリアのFから電話。開口一番「今日は何の日か知ってる?」「えッなんだっけ。誰かの誕生日??今日って何日?」「なに言っているんだ。広島に原爆が落とされて60年目の記念日だよ。イタリアでも特集番組が組まれていた。こんなに恐ろしい事実が60年前に起きたなんて今でも信じられない。、アメリカ人のやつは反省もしないで・・・・(もともとアメリカ嫌い)・・(アメリカの批判は続く・・・」ということで、そうか。それで15日が終戦記念日だったな。もうすぐだな。と我に返ったのでした。去年の夏前に、日本週間で「黒い雨」の映画を見たときは、恐ろしくて、7歳だった娘が泣いていました。確かに、9・11事件はテロ犯罪としてアメリカが受けた最悪のものだったかもしれませんし、罪もない多くの方が亡くなり遺憾ではありますが、それを言うなら日本が投下された原爆はベネズエラ大統領が言及されているように、世紀を超えて記録される世紀の最悪のテロということは否めない事実だと思います。ただの巨大爆弾ではなく、原子爆弾ですよ。原爆によっていまだにどのくらいの人が後遺症で苦しんでいるか、アメリカのどのくらいの人が認識しているのでしょうか。また日本でも戦争を忘れつつある年代です。わたしは30台後半ですが私の年代でさえ、映画や、特集番組を見せられなければ学校の教科書の知識では原爆が投下されるまでを正しく把握することは難しいと思います。

以前も日記で書いたと思いますが、トルコ語の学校に行っていたときに、卒業前の最後のクラスの討論の時間に、先生が私に、(その先生もかなり意地悪でしたが)わたしに、なぜ、韓国と日本が仲がわるいのか、 そして、どうして日本が真珠湾を攻撃したいきさつを話してくださいと言われ、両方とも明確には日本語でも説明できなかったのです。それでも韓国のほうは乗り切れましたが、さすがに慰安婦などのことについては話しませんでした。先生は私の隣に韓国の生徒が座っているのを承知でそういう質問をしたのです。ただ、韓国と日本は過去の歴史的な問題による不仲政府の問題だし、トルコとギリシャ、トルコとアルメニアと同じような関係であって、クラスメートである韓国人の彼女と喧嘩するつもりはないし彼女もそう思っていないだろう。そんなことを言うなら日本人は全てのアメリカ人と仲が悪いのか。ということをいいましたが。(韓国人のクラスメートも同意していました)ただ、真珠湾のいきさつが説明できなくて、先生が「君は自分の国のことも知らないのか・」といったときに、外交官としてトルコに来ていたインド人のMが「僕が変わりに説明しますが、トルコ語では無理なので英語で良いですか」と言って、延々20分以上説明してくれました。いつもから口のジョークばかり言っているフランス人のビジネスマンのおじさんもシニカルな目をして見ていたのを忘れられません。インド人の彼には授業のあとお礼を言った私に、「気にしないでいいよ。あの先生変なんだよ」と慰めてくれましたが、家に帰ってから、情けなくて、悔しくて涙がとまりませんでした。自分の歴史について説明できなかったショック! しかも直接戦争には関係ない、インド人のMがすごくくわしくて、変わりに説明してくれたなんて!しかも日本史は得意のはずだったのに!でも確かに詳しくは教科書に書いていなかったはずと思い、その日のうちに実家に連絡して使っていた日本史の教科書と、日本史用語集を送ってもらいました。ちなみにその先生は学校で変で有名だったそうです。(笑)

教科書には韓国併合についても、真珠湾攻撃についても、特注としてちょっとだけしか書かれていませんでしたし、インドの彼が説明したようには詳しくは載っていませんでした。これでは自国の歴史について知りようがありません。もっと知りたい人は勝手に調べるか特に韓国に関してはまるでその話題は避けて通りたいかのように、数行で終わっています。何が行われたかすべて書くべきだと思います。専門書を読まないと戦争について詳しく知れないのでしょうか。12年前のことですのでインターネットで調べるということも出来ませんでした。いまだったら、「今日は出来ないから明日までに用意しておきます」といえますけど当時はそういうことも出来ませんでした。今なら真珠湾攻撃と検索すればたくさんの項目がでますよね。

さて、その後数年してから韓国人の親しい友人が出来て、かなりきわどいところまで話し合うことも出来ましたし、いろいろなことを論じ合い、韓国にも連れて行ってもらいまして、韓国人が日本人をどう見ているかということも注意して見ていました。慰安婦問題についても話し合いました。数えてみると、トルコにくる前も合わせて50カ国近くを旅行しましたが、近いのに知らなかった韓国は大変興味のある国のひとつでした。世界で一番面白いところは南米だと思いますが。北朝鮮について当時すごく興味があって金正日関係の本を(危ないですね)読み漁っていた私は38度線(でしたか)ツアーなるものにまで(北朝鮮が韓国に奇襲した際に掘った秘密トンネルをはじめ、北朝鮮との国境をめぐるツアー)まで参加して色々な体験をしました。友人は興味がなかったので、3歳の娘を連れて一人で参加しました。特に秘密トンネルの中に入るのには、韓国人のガイドさんに30分ほど娘をあずけましたので、今から思うと、思い切ったことをしたなと思います。何処かに連れて行かれなくて良かったです。軍のミュージアムに行った際は、日本軍占領の際の虐殺のような写真まで飾られていて、軍の人に、「あなたの国の人が何をしたかわかっていますか?」と聞かれました。とにかく、日本以外の国にいますと、個人と言う前に、日本人だということで、いい思いもする反面、嫌な思いや、嫌なことを言われたりしますが、人間鍛えられるもので、ちょっとやそっとのことでは驚かなくなりました。親日のトルコでさえ、これだけの思いをするのですから、アメリカその他の国に長くお住みの方はさぞ苦労が多いと思います。

たいていのことには我慢しますが、さすがにいつだったか、アメリカ国籍を持つトルコの嫌味なおばさんに、あるお茶会で、日本ってちっちゃな日本人なのに、大きなビルがあってアンバランスで面白いわね。と下品な笑いをされたときは、なんと言い返してやろうと思いましたが、仲のよいほかのトルコ人の友人が「あなたj分でアメリカ人って言っているけど、本当にアメリカ人なの?トルコ語訛りだわよ」と追うように言ってくれましたので、ほっとしました。

と言うわけで、ある程度は鍛えられていますので、どのような国籍にどのようなことを言われても取って食われるわけではなし、ピストルや銃で脅かされるわけではなければあまり驚かなくなってしまいました。悪い言い方をするとふてぶてしくなったということでしょうか。それにしてもいろんな国のいろいろな人のいろいろな考え方がありますね。

8月5日(金曜日)

今日は日本もかなり暑い日だったようですね。こちらも37度くらいまで行ったと思います。暑いのでちょっと御気を抜いてまた親ばか写真で申し訳ございませんが、久しぶりにウサギも登場しますので、画像をご覧下さい。

   

暑いからアイスキャンディーも食べます後で歯磨きします    ロロちゃんのこと大好きなんです

→   

  大好きなのでもっとそばによりたいし、          かわいいからなでなでします。

   

  キリムがあるとくつろぎます           なんだかこの2ヶ月でこんなに顔が伸びてしまいました。

    久しぶりにロロちゃんです。

8月2日(水曜日)

お客様に教えていただきました犬の十戒です。
サイトをご覧いただく方にはペットをお買いになっていらっしゃる方ほとんどですので、是非ご覧下さいませ。
私も肝に命じたいと思います。

http://www5.ocn.ne.jp/~select/Ten-Commandments.html

8月1日(火曜日)

今日は人の出入りが朝から多く、ばたばたした日でした。最上階なので、屋上があるのですが、12階なのに、柵がかなり低くて、娘が一輪車に乗ると見下ろせるくらいして、レオも時々(ぞっとしましたが)手をかけてのぞいていたので、もう少し高い柵とガラスをつけました。この機会に娘の部屋のべランダをガラスで覆ったり、カーテンがなかった部屋にカーテンをつけたりと、今月は色気のない出費がかなり続きました。でも自分の好きなように家を改造して安全で快適な空間を作るのはとても嬉しいことなので満足しています。ブランド物いいけど、それでは得られない満足がありますね。

柵はかなり太い直径5.6センチの鉄の棒を取り付けるのですが、若い職人さんが炎天下のなか(それでも午後は日陰になりましたが)あせだらだらで何時間もかかって一生懸命とりつけていました。結局午前11時から夕方5時半までかかり、また後日ガラスをとりつけます。お昼はピデ(トルコ風ピザ)を注文しました。その際注文していないサラダが2つも来たので、わざわざクレームをつけることでもないし、うちで働いているKさんとひとつづついただきましょうということになりましたが、職人さんたちに食事を持っていったKさんが「あの人達はあんな暑いところで働いているのに、私は日陰で働いているので、私はこのサラダをあげることにした」と言うのでそれならわたしも、ということで、じゃああの人たちに食べてもらいましょうということになりました。Kさんは私より4つほど年上で、17歳の息子さんがいます。軍の学校で学ぶエリートですが、いつも、若い男の子とが一生懸命働いているのを見ると応援したくなるそうです。2つあるサラダを彼らに食べてもらうというのは最初から私が言えばいいことだったかなと少し恥ずかしくなったと同時に、Kさんは偉いと思いました。

この国は日本と違い(日本も最近は貧富の差が激しくなったといわれていますが)貧富の差がかなりはげしいです。先日この日記でもご紹介させていただいたように、子沢山で毎日毎日食べて行くだけで精一杯の人も多いですし、逆にお金持ちは信じられないくらい桁違いです。先日は80万のカードの返済が出来なくて自殺してしまう人もいました。駐在などで来ている日本人をはじめ外国人は、一応仕事で来ていることもあり住んでいるところはかなり高級な地域で、中にはかなり勘違いをしてる人もいると思います。

そのうちで働いているKさんですが、9年前からうちで働いてもらって以来、代々ある商社の駐在員の家庭でかけもちで働いてきました。Kさんは頭にスカーフを被っている熱心なイスラム教徒ですが、とても綺麗で聡明で、正直な女性ですし、私はとても尊敬しています。そのKさんが3ヶ月くらい前にこぼしていました。その商社に新しく赴任した人の家で働く予定なのだが、少し待って欲しいといわれてその後連絡をしてもまだ決めていないからと言われ、その後会社に連絡をしたら本人は不在で、受付の女性に用件は何か尋ねられ、言った所、そんな用件は伝えられない。そんな用件で会社までかけてくるなんて非常識だといわんばかりで、すぐに切られてしまったとのこと。こんな用件と言っても、彼女にとっては仕事のことで、生活がかかっていますし、待っていて欲しいといわれていたので、律儀に他の仕事も断って待っていたらしいのですが、(さっさと他に決めてしまうのは失礼だと思って)まだはっきりしないからと言われたらしいです。もうかなり長い間待っているのに、きっと下に見られているのかもしれない。と元気がないようでした。その時は私も、「そうね。はっきりしてくれないと、他の仕事も決められないし、困りますよね」と言っていました。それから3ヶ月以上たった今日、Kさんが、「折り入ってお願いがあるのですが」というので聞いてみると、その商社に電話して聞いてほしいというのです。もう待ちきれないので、はっきりと聞いてみたいとのことで、とても気の毒なので、思い切って電話をしてみました。

ご本人がいらっしゃいました。若い方です。返事は、「ああそのことなら、まだ決めていないので、若し他に働き先があるならさっさときめちゃってもらってください」とのこと。愕然としました。あまりにも失礼ではないですか。彼女に。

私が必要以上に出る幕ではありませんが、その商社は一応私も日本で働いていたところですし、夫も今も働いていますし、最初にKさんを紹介したのも私ですし、聞いても失礼にはあたらない言い方で、お忙しいところ申し訳ございませんと、名乗りことさら丁寧に聞きました。

「決められない」というのは、もう採用するつもりはないということで彼女に伝えてよろしいですか。と聞いたのですが、「そういっといてください」とひとこと。彼女に対してお詫びの言葉も全くなし。それ以上に「なんであんたがかけてくるんだよ。こっちは忙しいんだそんな暇はないんだよ。」という迷惑そうな態度がかなり伝わりました。あくまでもメッセンジャーですので、私は感情を交えてはいけないので、押さえましたが、もし当事者だったら、「一体何様のつもり?」と言っていたところです。でもこれだけは言いました。「申し訳ないですが、彼女も連絡をずうっと待っていて何度も連絡をしたようですが、会社の方で応対してくれなかったようです。決められないということが採用しないということでしたらもう少し早く彼女自身に直接伝えてあげれば彼女も待たずに他の仕事を見つけられたのではないでしょうか」とだけ言ったのですが、「だから!、決められない。と何回か言いましたよ。」とのこと。ちょっとひどすぎると思いませんか?相手が上司だったら、もし昇進に関わることだったら、そんなことすると思いますか?3ヶ月たっても決められないしいつ決められるかもわからないなんて、馬鹿にしていますよね。

kさんは、「私はこんなスカーフも被っているし、貧しいし、駐在員の彼らから見たら連絡をする価値もないと思われているけど、もうそういう風に見られるのは慣れているので、お聞きくださっただけでも感謝しています。どうもありがとうございます。でもこれではっきりと必要ないことがわかったので、仕事を探せます」ということでした。駐在員がなんなんでしょう?!

その駐在員の方は私も良く存じませんし、もちろん今回の一件でその方の人格を決めることは出来ませんし、日本人の間ではきわめて常識のあるひとか方かもしれません。ただ、このようなときに人の度量の程度はわかるものだと思わずにはいられません。組織の中の1歯車としてだけなのに、自分がその歯車を動かしているかのように威張って、強いものにはゴマをすり、自分より弱いものにはつよく出るというのは働いていたときも含めてとても忌み嫌うタイプでしたし、その人はきっと、Kさんだけではなく、トルコの人全てにそのような態度をとっているのかもしれないですし、同じ会社に勤めていたと思うと恥ずかしくなりました。1週間や2週間ではないんです。4ヶ月近く待たせた上に、まだ決められないとはおかしいし、日本人同士じゃあるまいし、そんな曖昧な言い方でわかるわけありませんよね。また、連絡をしてこなかったことによって、Kさんが困っている状況を話した時点で、それはKさんに悪いことをした。という気持ちが働くのが普通だと思うのですが、それどころか、「こちらがなぜメイドに自ら連絡をせねばいけない」という感じでしたので、びっくりでした。自分が働いていて言うのも変ですが、世間では名の知れた商社ですが、かなりレベルの低い人間がいるものだと思いがっかりしました。駐在でこちらにくる前に、最低限人間としての挨拶や礼儀を勉強していただきたいですね。あまりにも失礼な返答に驚きましたし、悪口ではなく、実際のやりとりですので、ここで披露させていただきます。

ちなみにここで生活するに当たって一番助けてくれるのはKさんをはじめアパートのカプジュさん、庭師の人たち、警備の方たちです。わたしがHPでキリムをご紹介させていただき、皆様に無事にお届けできるのも、たくさんの人のおかげでそのほとんどは地味な暮らしをしている人です。

Kさんのようにどんな風に扱われても、自分のサラダを自分より頑張っている人に、と言える人格は素晴らしいと思いました。またそんな人だから9年近くも問題なく家のことを任せられるのだなあと実感しました。

身近の駐在員の方の例をとってしまいましたがもちろん素晴らしい日本人の駐在員の方もたくさんいらっしゃいますので、もしお読みになられて不愉快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。1例として申し上げます

ただ、思ったのは人間の価値は、仕事の種類やステイタス、稼ぐお金の多さで決まるものではないのに、思い違いをしている人もいるのだということです。

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