11月29日(火曜日)

このところばたばたした日が続いておりまして、日記もかけませんでした。私のつたない日記をのぞいてくださる皆さま本当に申し訳ありません。昨日は(最近火曜日の夜にフランス語に行っているのですが)帰ってからご飯を作って食べたらもう目が開かないくらい疲れてそのままPCを消して寝てしまいました。

レオは前回の日記からほとんど毎日お外へお友達散策に出かけていまして、先週末には近くの公園で、かなりハンサムなお友達(レオも男のですが)が出来ました!雑種だと思いますが目が鋭くてかっこいいんです。公園の中にあるレストランが面倒を見ている子で、もちろんお家も用意してもらっていて、食べ物には困らないし、年中無休のレストランで繁盛しているので、皆に可愛がってもらっていて、また公園ないなので、いろいろな犬のお友達が入るらしく極めて社交的でおりこうさん。もちろん放し飼いですが、ほかの犬にも飛びつくこともなく、もちろんレオとも遊んでくれて、とっても頼もしい子です。名前はターチュン君。シナモンという意味です。色もその名のとおり、シナモン色。2歳だけど、8ヶ月のレオと同じくらいの体格。もちろんレオの方が落ち着きがないので、レオが子犬だということは一目瞭然ですが。今度ターチュン君の画像も見てくださいね

レオは昨日私のシルクのシフォンのスカーフを台無しにしてしまい、かなり怒られました。まあその辺に放っておく私がいけませんが。穴が開いてしまって、まだ使えるといえば使えるのですが、ちょっと悲しかったです。レオがしているスカーフです。レオは小さいときから何か話しかけると「えっなんていったの?」というみたいに首を傾げます。画像のように右や左に思い切り首を傾げます。耳がおかしいのかと思って獣医さんに見てもらったのですが、異常なしとのこと。必ず首を傾げるので面白いです。

2枚目はスカーフを噛み噛みして怒られた後のレオ。ちょっとしゅんっとしています。とうとう娘の体重を抜かし27キロになりました。巨大な子供です。

 

11月24日(木曜日)

今日書くのは本当に独り言ですので、笑われてしまうかもしれません。実はここ数日レオの社会性について悩んでいたというか、心配していました。もう8ヶ月になりますが何しろ散歩といえば、マンションの下の庭(12階建てのマンション3棟分なので、かなりの広さです。2500平米くらいあると思います)のみで誰にも邪魔されずに走り回り、家の中で大切に大切にされているので、飼い主の私が言うのも変ですが、かなりの箱入りお坊ちゃまです。外の公園は変なものも落ちているし、(前イタリアのミラノにいた友人が公園に注射針がたくさん落ちてい子供も遊ばせられないと行っていました)公園のゴミ箱はすごい量の殺菌剤がまかれているので近寄れません。唯一会う犬といったら馬のところのクゼイ(カンガルとハスキーのミックス) 彼とは気があうようで、良く遊びますが、他にお友達はいません。これはちょっと問題です。私は良く外出しますが、最近は寒いし、いつも助手席でお留守番。そとで遊ばせるときもお洋服を着せていたら、庭師の人に、「ハハハ。こんなの必要ないよ」と笑われる始末。先日書いたように、雪の中で遊んでも、しもやけになったらいけないとすぐに切り上げさせて、考えてみたらめちゃめちゃ過保護!!!やはりこれではいけない!もっと外に出さなければ!と先週決意し、郵便局の前に公園と隣接したところに広い敷地があるので、連れて行くことにしました。が、でもです!!やっぱり野犬に襲われたりしたらあとの祭りだし・・・どうしようとくだらないことですが、悩んでいたのです。もちろん他の公園でも散歩させることはありますが、ほんとうに10分くらいで引き上げていました。レオ自体は好奇心の塊で、他の犬を見かけると走っていきますが、なにせまだ子供だし遊ぼう!と飛びついて噛まれかねません。

実はその公園の隣の敷地には陣取っているストリートドッグが3頭くらいいるので、怖くて連れ出せなかったのです。数回その空き地には連れて行きましたが、向こうに犬が見えるとすたすた逃げ帰っていました(小心者の私達)周りの人もいけません。「早く逃げたほうがよい」とか「あなたの犬なんてかみ殺されるよ」とか言うのです。娘を学校に送り届けたのち、8時半くらいだとけっこう犬の散歩をしている人をみかけます。先週のことですが、セッターみたいな犬を連れた女の人のところにその犬達がワンワン吠えながら走ってくるのを見かけたので、どうなるか傍観していたのですが、なんと、とっても穏やかな子たちで、尻尾を振っていました。その女性に話しかけてみると、(メルハバ!と話しかけてしまいましたが、アメリカ人の女性でした)その敷地にいる子は2頭とも女の子でとってもおとなしくていい子たちだとのこと。実際こわごわなでてみるととっても可愛くて、人間になついていました。犬をつれた外国人の人と話すといつも話題に出ますが、トルコの人はほとんどフォビアと読んでもよいくらい犬を怖がっていると。以前わたしも野犬に襲われそうになったことがあるので、やはり怖いのはある程度は理解できますが、たまに異常に怖がる人がいてレオをつれたわたしにまで、「しっ」「絶対に傍に越させないでくださいね」とやられた感じになることもあり、ちょっと失礼じゃない。と思うこともしばしばです。でっぷり太ったおばさんが「犬嫌いなの。来させないでこわいから」などと不躾に言うと、「このこの方があんたのこと怖いわよ」といいそうになりますが(笑)とにかくストリートドッグを見ると、「ばい菌。狂犬病」と頭をよぎる人がほとんどみたいです。ストリートドッグは見れば襲われる前に蹴っ飛ばしても追い払うものだと思っている人が多いです。

そんなことを話している間に遠くからまた違う犬がすごい勢いで走ってくるので、一瞬引いたのですが、すごい勢いで私のにおいをかいで(きっとレオのにおいがするのでしょう)顔をなめてきました。なでてあげたらとっても喜んで、その子が私の後を追いかけて車のところまでに来ました。中にいたレオも外にでたがってワンワン行っていましたが、周りにいる人が、「辞めた方がいいですよ。こんな野犬何をするか分かりませんよ」(知らない人でもトルコ人のひとはよい意味でも悪い意味でもおせっかいなのです笑)としきりに言うので、諦めて帰りました。

それからずうっと・・・、あの犬達とお友達させるべきかどうかで悩んでいました(ばかみたいですが)そして、おととい意を決して(笑)夕方に娘も一緒に来てもらい公園に連れて行きました。そうしたら、その瞬間に向こうから走ってくる犬がいて、なんと、あの私の顔をなめた子だったのです!!どうしよう、もう逃げられない!喧嘩になる!と思ったのですが、なんと、レオも飛びつかず、においをかぎあって、遊び始めました。どんなにほっ!!!!っとしたかはご想像できると思います。

実はその公園の端の木のところに、生後1ヶ月くらいのロッドワイラーとなにかのミックスのような赤ちゃんが5頭いるのを先日発見しまして、その赤ちゃんを娘が見たいというのでそれを口実にして来たのです。真っ黒の赤ちゃんたちで、お母さん犬は夜中しか来ないので、公園の清掃をするおじさんたちと、近くに住んでいるおばさんが交代でパンや餌をもってきて面倒をみているようです。マイナス5度を越える寒さなので、大丈夫かなと思うのですが、木の根元にトンネルを作ってそこで5頭(本当は8頭いたらしいです)一緒にいるので暖かいのでしょう。

さて、その顔をなめた犬(茶と白のぶちなのでチョコちゃんと呼んでいます)は私のことを覚えていたのか体をすりよせてきますし、娘もかわいい!となでてあげあり、ドッグフードを上げたり(レオのためにアメリカからの輸入物で、ピーナッツ風味というのを買ってみたのですが、娘はそのチョコちゃんと、子犬のママにとなんと全部上げてしまいました。とほほ)してすぐに慣れてレオとはかなり遊んでいました。20分くらいたって、暗くなりはじめたので、そろそろ帰ろうか。チョコちゃんはどこで寝るの?と言っていたとき、パンを持った男の子がヒューっと口笛。

「ゲル!!ゲル!(おいで。おいで)ギデリス(行くよ)」チョコちゃん一目散にその男の子へ。実はそのチョコちゃんは私達はストリートドッグだとばかり思っていたのですが、面倒をみていた男の子がいたのです。なんだチョコちゃん朝から何も食べていないと思ったら・・・でもよかった!そう思って振り帰ってみると、お皿にお肉とパンを煮たものを入れたおばさんが赤ちゃんたちのところへ。。。トルコにも犬好きの人けっこういるんだ。とほっとした一瞬でした。でも結局その日は遠方(空き地から)ワンワンと吠える声を聞いて空き地までは進出できませんでした。でもチョコちゃんと遊べたので進歩。時計を見たら6時近くて、することや、書くべきメールがたくさんあるのに私は何をやっているんだろう!!と苦笑してしまいました。

そして、今朝まずは公園へ。空き地にいたチョコちゃんが(餌をくれる人もいて、大きな空き地で自由にいてつながれている犬よりハッピーかも)すごい勢いで走ってきました。1日遊んだだけでもうお友達。レオもすごい尻尾を振って喜んでいました。しばらくして空き地を見るとあの2頭がいました!!これは試すしかない!とそろそろとレオを連れて(後ろからチョコちゃんも)行って見ると、そのうちの一頭がすぐに発見してワンワン!といいながら走ってきました。また運命の一瞬!からだはレオより大きい。でもこのあいだ、事前チェックで口をあけて見たら歯はそれほど鋭くなかった。レオちゃんのほうが雄だから強いか、と色々な思いが頭をよぎりました。がすべて杞憂で、チョコちゃんで慣れていたのでしょうか。レオは鼻でくんくんとご挨拶をしたきり何もしませんでした。もちろん向こうの子達も何もしません。においをかいだあと、近くにお座りしていました。空き地進入成功!チョコちゃんはお友達が増えたと喜んでいるのか全速力でぐるぐる走り回ったあと、もっと遊ぼうよ!!とレオにとびかかってきました。

おもわず「おいで!!」とチョコちゃんと、もう一頭の女の子の犬に頬ずりしていました。道をこわごわ通っている通行人のおじさんやおばさんは、なんだこの外人はって感じで、見ていました(笑)

なんだか馬鹿みたいですが、これで数日間の悩みも吹っ飛びました。今回はこの子達が皆女の子たちで優しい子達だったからよかったけど、とりあえず、怖くてレオを連れて行けなかった空き地で遊べることが分かり、またレオも思ったより、社会性がないわけではなかったので、本当にほっとしました。これからは郵便局にいくたびに、チョコちゃんたちと遊ばせようと思います。長いリードも買ってあげよう。こんなくだらないことで悩んで暮らしているのかと思われるかもしれませんが、私なりに本当にほっとした一件でした。すっかり気分がよくなり、鳥の胸肉を3キロも買ってきたので、今日はこれをミンチにして、つくねみたいにして焼いてあかちゃん犬、チョコちゃん、2頭の女の子達、そしてもちろんレオにも振舞おうとおもいます。平和なアンカラです。私の独り言をお読みいただきましてどうもありがとうございました

11月23日(水曜日)

先日お客様からこんなメールを頂きまして、とても感動いたしました。日記に載せさせていただくことをご本人様よりご快諾いただきましたので、貼り付けさせていただきます。北海道にお住まいのお客様です。動物からは学ぶところがたくさんあります。

キリムに追われ、ふっとこのメールを読んだときに、本当に心の中が透明になるくらいに感動しました。どうぞこの感動をお読みいただいた方に分けられますように。北海道の○○さま。 素敵なお話を本当にどうもありがとうございます。

先日の白鳥の渡りは、とても感動的でした。去年は、私の家の真上
を飛んで行きましたので、嘴まではっきりと見えました。

今回は、2階の窓を開けて丁度キリムの埃を掃っている時に、
あの白鳥の声を聞きあわてて空を見ました。Vの字の先頭にたって
飛んでいる白鳥に続いて全部で40羽くらいいたでしょうか?
本当に一生懸命羽を羽ばたかせて鳴きながら飛んで行ったのです。
あまりにも感動してしまい、多くの友人にその話をしました所、
苫小牧のウトナイ湖まで飛んで行くとのこと。シベリアからはるばる
何千キロという長旅を飛んできて、一度も休む事なく苫小牧まで
頑張って飛んで行くのだ、途中厳しい暴風雨などの中でも頑張って
飛んできたのだと思うと本能とはいえ、白鳥のけなげさや
偉大さを感じて、無事に苫小牧まで飛んで行ってゆっくり休んで欲しいと心から祈り
ました。白鳥が点になって消えるまでただただ見続けて
涙してしまいました。白鳥さん、感動をありがとう、私も頑張るよと感謝しておりま
す。

11月21日(月曜日)

アンカラは今日は大雪でした。と言っても下町の方は積もっていなかったようですが、私の住んでいる辺りはもともと、標高が高いアンカラの中でも高台ですので、20センチ以上は積もっていました。レオは初めて見る雪に大喜び。せっかくコートを着せてあげたのに、走り回るものだからずり落ちて意味がありませんでした。マンションの庭師のおじさんたちは「そんなの必要ないよ」と苦笑していました。まるで、雪やこんこんあられやこんこんの歌のように、レオは喜んで駆けずり回っていました。マイナス5度以上にはなっていたと思います。あんなに雪の中を走り回り、肉球はしもやけにならないのでしょうか?わたしはかわいそうだと思い、まだ遊びたがっているレオをさっさと連れて帰ってきましたが嫌がっていました。?初めて犬を飼うのでわからないので、本当にお坊ちゃんのように大切にしすぎているかもしれません。パウは硬いから大丈夫なのでしょうか?ご存知の方はおしえてくださいね。

もっともベランダに積もった雪の中も駆けずり回り、ゴロンと寝ていたので、寒くないのかもしれませんん。それともただのばかなのか?(笑)自分が異常に寒がりなもので・・・・こんなときにソカックキョペイ(ストリートドッグ)はどうしているのでしょう。寒いよね。

前の家にいたときに、冬にはかなり凶暴なソカックキョペイがアパートの軒下にいて、通るたびに襲いかかってきそうになり、散々悩まされましたが、彼らとしても居場所を確保したかったのでしょうね。今から思うと。アンカラの冬は長いです。

昨日馬に行った帰り道、道にソカックキョペイがいました。高速道路ではないのですが、かなり車がスピードを出して通るところで、その脇にちょこんと座っていて、娘が発見して かわいそうだから餌をあげようと言ったのですが、そのときにはすでに通り過ぎてしまい「もういいじゃない」と言ったのですが、娘が散々かわいそう。かわいそう。というので、わざわざ遠回りをしてその道に戻り、車を止めてレオのドッグフード一回分全部上げました。可愛そうに、雨にぬれて寒いのに尻尾を振って美味しそうに食べていました。

11月18日 (金曜日)

今週はなんだかばたばたして、毎日何かと人と会う用事があり、大変疲れました。いつもPCでメールをしてたくさんの方とお話したような気がするのですが、考えてみると、メールは来客と違って自分のペースで出来るので、たまに人と会うとそれが楽しみなことであってもとっても疲れるのがわかります。昨日の夜はなんと2年ぶりくらいに10時半前に眠りました。

実は2ヶ月くらい前から枕を変えたら、すっごく良く熟睡できてこの枕が魔法の枕のようでとっても気にいっています。直訳すると整形枕というのでしょうか。直接あたるぶぶんだけが(指で押すと指で押した部分だけひっこむという)引っ込むと言うちょっと硬いスポンジのような枕なのですが、すっごく寝やすいんです。実は絨毯屋さん(お布団や毛布も扱っているので)で買いました。なんでもお医者様お勧めの枕だそうで、トルコでは初めての販売店だそうで、騙されたと思って(9000円くらいのを8000円くらいにまけて貰って買いました)買ってみたのですが、本当に疲れが取れます。普段どうしても睡眠時間が短いのですが、大げさではなくこの枕にしてからは少ない睡眠時間でぐっすり質のよい睡眠って感じです。

あまりにも気にいったので、日本にもあるかもしれませんが、この形もよいので、(2段になっているので、高くなっているほうを肩にあてても、頭の上にしてもどっちでもよいですが)サイトでも扱おうかなと思っているくらいです。こんな枕なんですが・・・・

ご興味のある方はお譲りいたしますので、(日本よりトルコの方が割安かも知れません)ご連絡くださいね。自分に取っては久々のヒットで、これはすごい!!と思っています。送料込みで、¥9500でお譲りできます。

実はこの日記を書いた後、逆にトルコだからすごく枕が高かったらどうしよう!と思って調べたのですが、どうもマシュマロ枕というのが似ている感じです。12600円から13000円以上(レディース、メンズ専用)とずっと高かったです。眠ることって大切ですよね!

http://www.rakuten.co.jp/dormin/537611/592394/615014/  このサイトに同じのがありました。やっぱり同じのあるのですね!

11月15日(火曜日)

今日もあっという間に一日が過ぎました。午前中娘の学校のクラスの男の子のお母さんがお茶を飲みに来ました。彼女は去年PTA会長をしていて、かなりてきぱきしてしていた人で、なんとなく近寄りがたく、実は今まで、もっとも苦手だと思っていた人でしたが話してみるとなんだけっこうフレンドリーでいい人かも。なんて思ってしまいました。人間なんてそんなものかもしれませんね。彼女は英国人で、ご主人がブラジル人。ご主人はいまアンカラとイスタンブルをつなぐエクスプレス列車の(今アンカラエキスプレスはありますが、夜行だけなんです)プロジェクトで来ているようでまだまだ長くかかるようです。うちにあるキリムの山を見て驚いていましたが、以前から興味があったらしく、私も長くいるのならサイトを作ろうかしらと言っていましたので、もしかしたら、英国向け、ドイツ向け(彼女はドイツ語と英語のバイリンガル)の私の姉妹店が出来るかもしれません。インシャッラー(トルコ語でHopefully)

レオは先ほどはちみつをちょっと入れたホットミルクを飲んで満足で寝そべってテニスボールを噛んでいます。うちに来て半年しかたっていないのに、ものすごく大きくなって顔なんて私より大きいですが(笑)子供と同じで、小さい頃を知っているので、かわいくてかわいくて、どんなしぐさも可愛くて、溺愛してしまっているので、ちょっとスポイルされてしまっているかもしれません。レオだけではなくわたしは他の動物もそして娘も含む小さな子供達も皆愛していますが、特に動物のわざとらしくない計算しない自然の表情を見ると本当に癒されます。この自然な振る舞いというのは大人にとっては中々出来ないものだと思います。自分も含めてですが、人間ほど欲とエゴの塊である動物はないと思いますので、動物や子供を見た後は対比してしまい、どうしても自分を含めどんな人間でも大げさな言い方をすれば汚く見えてしまいます。

よくこちらでも、「忙しいのにどうして動物なんて飼っているの?」と言われますが日々絨毯屋さんと戦っているわたしにとってはキリムやカーペットが私を癒してくれると同じように動物はかけがえのないものです。どんなに落ち込むことや嫌なことが合っても、ふわふわのウサギに頬ずりしたり爪や歯を切ってあげたり、ピッコロ(鳥)に話しかけたり、もう座ると私くらいの大きさのレオをハグしたりすると、(大きな犬にハグするのがずうっとしたかったのです!!)すうっと心が透明になっていく気がします。おおげさではなく、動物と一緒にお過ごしの方にはご理解いただけると思います!一匹でも一頭でも動物が家にいるとなんとなく和む感じがします。

先日もあるお客様からメールを頂き、やはりゴールデンが家族にいらして先日残念ながら亡くなってしまったのですが、どんなに彼女がその方のご家族を見守って助けてくれていたことが切実に感じられていらっしゃるということでした。うんうんとうなずきながら読んでしまいました。

         

   うちに来て1ヶ月くらいの頃のレオ     顔の大きさが何倍もになりました。首の太さも何倍にも!!

11月11日(金曜日)

昨日はトルコ建国の父アタトゥルクの命日でした。トルコに10年以上住んでいて、このひとは素敵!と思った男性は一人もいませんが、(笑)ケマル・アタトゥルクは容姿はもちろん(金髪青い目、長身でおしゃれ。)偉業も含めて私などが口にするのも失礼ですが本当に素敵です。ロンドンのマダム・タッソー蝋人形館にも置かれているそうですね。トルコのアヌット・カビル(アタトゥルク廟)にも素晴らしい記念館がありますが、本当に素晴らしいです。こんな立派な人はあとにも先にも出てこないでしょう。

さて、例の詐欺師の話ですが、今朝Sさんから連絡があり、本当にお金が口座に返品されたそうです。これには驚きました。一見落着でほっといたしました。また彼の画像が見られるサイトも入手しましたが、これなら日本人女性ひっかかりそう。という容貌でした。(男性が作っているプログでその男性もあまりのかっこよさに恋をするほど?だったそうです)

そんなにハンサムで口もうまかったら他の仕事ができるのでは?と思いますが。自分の美貌を武器にして裕福な女性からお金をもらいたかったらジゴロにでもなればよいのに。

きちんと返品されたということで、日記からイニシャルも含め全て削除いたしましたので、(おかしいな?と思っている方もいらっしゃると思いますが)ご興味のある方はご連絡ください。

11月9日(水曜日)

アマゾンで日本から送ってもらったフランス語入門の本を読んでいたら面白いことが書いてあったので、引用させていただきます。

(フラ語わかりやすいにもホドがある!清岡智比彦氏著からの引用です)

フランスでは犬や猫に「Petit Petit Petit!! (プティ プティ プティ)おいでおいでという意味合い」と呼ぶそうです。実はかつて日本にいたフランス人教師が可愛い犬を飼っていました。彼が犬にプティ プティと呼びかけているのを聞いたある日本人が、てっきりそれが犬の名前だと勘違いし、自分の犬にも同じ名前をつけようと思い立ちました。それから数十年後日本中に「ポチ」という犬があふれたといことです。

妙に納得してしまう話ですが、そんなの本当かなと思いますが、これは本当の話だそうですよ!

11月6日(日)

このところ天気が悪くとっても寒いです。といってもアンカラの冬はいつもこんな感じです。今日はお休み最後の日ですることが山のようにあったし、寒いという理由でレオのお散歩はなし。家の中で遊んであげました。(トイレはしたいときにテラスでするのでお散歩とは関係ないんです)何十回も階段を駆け下りたり駆け上がったり廊下を走ったりで、お散歩の変わりに疲れてもらいました(笑)

今は私の机の下で寝ています。他にもスペースはあるのに、こんなにくっついていなくてもいいのに。気持ちの良いブハラで寝んね。

11月5日(土)

今日乗馬に行った帰りにカンガル犬のすごい喧嘩を見てしまいました。乗馬と言っても本当にアンカラ郊外の田舎(村)にあり、広い敷地の一軒屋ばかりで羊の放牧を営んでいる家も多く、必ずと言っていいほど、カンガル犬がいます。先日NHKで放送されていたのをご覧になった方もいらっしゃると思いますが、カンガル犬は本当に大きくて、賢いですが、喧嘩も強いです。普通カンガルはスパイクのついた首輪をしています。(喧嘩をしないように)いつも乗馬が終わり、帰るときにはそうですね500メートルくらいクゼイが走ってついてくるのですが、そこら中にカンガルがいるので、クゼイも父親がカンガルと言ってもまだ子供ですし、(レオよりちょっとお兄さん9ヶ月くらい)無事に自分の家まで帰れるのかといつも娘と心配しています。

今日もいつものようにかなり長い距離をクゼイは走ってついてきて、やっとついてこなくなった。。と思ったら前方にすごい犬のうめき声と鳴き声!!見ると一頭の大きなカンガル犬が3頭のカンガル犬に襲われて、首筋を噛まれていました。一頭はもう本当に首が千切れるくらい噛みまくっていて血が出ていて、思わず 車で近づいていって、クラクションを鳴らし、「Yapma!!Birak!!」と言ったのですが、首から口を離しません。そのうちにおじさんが二人やってきて(たぶん噛んでいるほうの飼い主)石を投げたり、やめなさい!!と言ったりするのですが、いっこうに戦いは激しくなるばかり。さすがのレオも車の中から呆然としてみていて 娘も泣きそうになるし、なんといっても60キロ以上はあるカンガルですから、もう狼のようで下手に近づいたらこちらもかみ殺されかねませんから車からも出れません。かといってこのまま走り去ることはできなくて、おじさんに、「お願いだからなんとかして!!噛んでいる方をぶってよ!!」と叫んだところ、おろおろして石をぶつけていたおじさんが「わかった。わかった」といって板みたいなものを取ってきました。のど元を噛まれているはもう泣き声をあげていて、血まみれでもうだめだ!!死んじゃう!!と思ったところ、噛んでいた犬はやっと二人のおじさんに取り押さえられて噛むのをやめ、噛まれたいたほうは退散しました。よく見ると噛んでいた方も鼻っ端に傷を負っていて血だらけでした。壮絶な争いに呆然としました。カンガルのスゴさを見せ付けられた感じでした。きっとレオなんて一瞬でかみ殺されるほどです。子守も出来るカンガルですが、いやあ、カンガル同士の喧嘩はすごかったです。しかも噛まれていたほうは首に長いスパイクのついた首輪をしていたのに!!(噛んでいたほうはそのスパイクで怪我をしたのかも)

後で考えてみると、いきなりこの土地のものでもない外人女性が車でやってきて、飼い主に、やめさせろ!!あの犬をぶて!!などさんざん叫んで喧嘩が終わると無言で立ち去ったので、あの二人のおじさんにしてみたら、「なんだあれは!」って感じだったかもしれません。(笑)

11月3日(木)

トルコは昨日の午後からシェケルバイラム(断食後の休暇)に入りました。休日はお店もしまっていますし、皆外に出ないので、街はシーンとしています。

こちらアンカラは数日前から本格的に寒くなりおとといは雪まで降りました!始めてみる雪にレオちゃんもびっくり!ちょっと怖いみたいでした。おとといは忙しくてずうっと延び延びになっていた獣医さんに行って、2度目の足のレントゲンをとってもらいました。今のところ異常はなしでした。ゴールデンに良くあるという股関節形成不全の検査のためです。今行っている獣医さんは(レオの命を助けてくれた)外科専門医ですが、卒論のテーマにするほど股関節形成不全をよく研究されいて学会誌にも発表されているらしく、ものすごく詳しく教えてくださいます。先日もちょっと聞いたら「良くぞ聞いてくれました。コピーしてこれを読んで下さい」と山のように資料をくれました。英語とトルコ語の!(まだ読んでいません・・・とほほ)この先生3週間前にご結婚されて、(女医さんです)ますます忙しくなったようです。

先生に薦められたこともあり、(笑)寒いので、お洋服を買いました。襟のところのタータンチェックがかわいいでしょ。おやばかですが彼は赤が似合うのです。もともと長い毛があるので、毛皮ライナー付きのコートって感じでしょうか。今日なんて外の気温は2度でした。

そういえば、前に日記に書きました、レオが病気をした時にひどい扱いをした獣医さんですが、おととい前を通ったらもうなくなっていました。自業自得ですね!ただ、そこで飼われてたゴールデンのオズレムちゃんがどうなったのか心配ですが。

レオは25キロを超えて、娘の体重を抜かしました。どーんと突進してこられると私も転びそうです。(笑)食べる量は間違いなく私達より多いです。まだ7ヶ月だというのに!!

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