9月25日(木)

来週の月曜日で断食月も終わり。といっても家族にも誰もイスラム教の人が居ないので(お手伝いのKさん以外)関係ないのですが
夜中3時過ぎに起きてたべろー!という太鼓が聞こえるのが断食をしていない私にしたらとても迷惑です。(笑)

断食はしませんが、やはり食べ物を食べられるありがたさを感じています。イスラム暦は(ヒジュラ暦といわれるものです)は西暦で計算すると当然毎年断食月はすこしずつずれます。15年前にこちらに来たときは5月だったのに、すこしずつ前にきて、夏の断食月になりました。冬は朝もけっこう暗いですし、5時くらいに日がくれるので断食も楽ですが、夏は日が長いので苦しいでしょうね。食べ物だけならまだしも、飲み物も飲めないというのはかなり厳しいと思います。断水と同じように食べ物を食べられなくて初めてありがたみは分かるのだと思います。

でもね。毎日断食の終わる(今年の時間で)7時くらいになるとすごい交通渋滞で、みんないらいらしているので、事故も起こりやすいんですよ。イスラム教のトルコといってもLAIK(政教分離)の国なので、(今の政党はかなりイスラム教がかっていますが。ああ、先が心配)断食していない人も多いですよ。特に若い人や、見かけがモダンな感じの人なんて、あまりしていませんね。レオたちの獣医さんも、「断食するのは人の勝手だけど、あんなにいらいらして何のために断食するのかわからない。大体不健康だし」と言っています。
娘の学校のトルコ人のお友達も誰もしていないそうです。

確かに断食で 口臭のする人中もしますからこれには閉口。

私は断食はしませんが、断食月は自分が食べる前にワンズたちにご飯をあげたり、自分が食べるはずのお肉を分けてあげたりとかはしています。Kさんもワンズたちのために、レバーを4袋も持ってきてくれたんですよ。いやなことがあっても家に来て、この子達を見ると癒されると言っていました。以前DIDOが来たときは犬が増えた!と言っていたときの自分はなんだったんだろう。こんなに犬がすきなんて!と言っていますよ。いつも。

もうすぐ近くのドッグシェルターに食べ物と寄付のために行こうと思います。ただいま日にちを調整中です

今日はKさんも居ないのにお留守番をしてくれたので、久しぶりに骨をワンズにご褒美であげました。子供の手首より太い骨ですが、すごい勢いでがりがり食べますよ!面白いは骨を上げるたびに食べる自分のマイプレイスが決まっているんです。ポンちゃんはなんとソファの上。タオルを敷いていますが食べた後は血だらけでちょっと怖いです。

骨だけではなく、のどにつまらないように、キャベツもあげました。小さいころから骨をくわえているときに触っても怒らないように、何度も
とったりあげたりとったりあげたりしていたので、大丈夫です。以前乗馬に行っていたところの犬は骨を食べているときにレオはもちろん私がちかづいても、ウー!!といっていました。

           レオ

 

      ポン                 シャーベット

ディド

9月23日(火)

めまぐるしくすごすうちに秋になってしまいました。4.5日前までは夏のように暑かったのですが、2,3日前に夜中に冷たい雨が降って
いきなり秋になり、ここ数日は冬の到来のように寒いです(今日から靴下を履いています)

娘の学校も9月から始まり、色々新しく始まったことが多く、大変だけど充実しているようです。
学校は私立の学校で最初受かって、行くのをやめようといっていたほうに結局行くことにしました。

勉強はもちろんですが、音楽と、アートにも力を入れている学校で、美術の時間は週に3時間くらいあり、
おもしろいのはアートを作り上げるのには集中しなければいけないので集中すれば音楽も聴いていいということで皆
IPODを持ってきて聞いているそうです。これにはびっくり。
音楽は楽器をひとつ選ばなくてはいけないので、フルートを選んだようで、私も教えてもらっています
男の子なんかは大きなサックスやトゥーバ(チューバ)を選んでいるとか。
あとフランス語も必修だそうでこれは私と競争ですね。頑張らねば。

フランス語の先生は、カナダ人の男の先生で奥さんが中国の方でとてもやさしいそうですが、
これもびっくりなのは授業中にこぼさなければお菓子も食べていいそうです。

私は行っていた中高がカトリックの女子高で軍隊のように厳しい学校だったので、あまりの差に本当にびっくり。

今までは朝と帰り、私が来るまで送り迎えだったのですが
今度は7時半にサービスバスが家の前まで迎えに来ますし、お弁当もなしでちょっとは楽です。かえりもバスで5時に帰ってくるので
かなり疲れているようです。レオたちのお散歩には以前と同じく8時に行っています。お手伝いのKさんも8時前に来てくれることに
なりましたので、お留守番の2頭も嬉しいです

ワンズたちも元気でシャーベットも無事に帰ってきてまた元気で皆で遊んでいます。以前はあまり皆と遊ばなかったレオも
最近はベランダでプロレスをしたりと遊んでいるので良かったです。相変わらずお坊ちゃまですが。(笑)

   玉乗りポンちゃん

9月2日(火)

この前に日記を書いてから3日間だけレオは人が(犬が)違ったように凶暴でしたが、その後元通りのレオちゃんになりました。

笑って寝ています。ポンちゃんとも喧嘩をしなくなりました。20日からシャーベットをホテルに
預けているのであさってあたり連れてきてあげようと思います。毛で隠れて見えないのですが、ほっぺとか頭は噛み合いをしたので傷だらけです。

さて夏休みも終わり娘の学校も昨日から始まりました。 お弁当も作らなくてもよいし、サービスバスが家の前まで来てくれるので、楽ですが、
制服がないのでお洋服がたくさん必要です。おとといも昨日も鏡の前で色々着て決めていましたよ。

   

ユキちゃん(首に障害があるうちのうさちゃん)とポン     ユキちゃんとミルクちゃん          ピッコロ(おととし16歳で亡くなったセキセイインコ )の木                                                                                              ベンジャミンです    

8月21日(金)

あっという間に8月も後半です。オリンピックの年の夏も終わりですね

おかげさまでワンズたちも元気です。シャーベットがまた年に2度のシーズンで、おとといからホテルに預けていますが、

男の子二人がフェロモンのにおいがまだ残っているのか特にレオが凶暴になり、何かにつけてポンちゃんと噛み合いのけんかをするので

目下のところ悩みの種ですが、(二人とも傷だらけ、仲裁に入る私も傷だらけ)まあそのうち何とか収まるでしょう。それがなければみな元気で

す。もっと早い時期、出血があったらすぐにホテルに預けるべきだったねと娘と話しています。

こちらトルコのアンカラも、ここ1週間ほどすごく暑いです朝夕はすずしいものの、日中は40度以上はあると思います。

おとといはあまりにも暑いので娘と二人で水着で過ごしました。ワンズたちも1日中プールに浸かっていましたよ。

さて、おととい偶然つけた衛星(JSTV)でトルコのノーベル賞作家、オルハン・パムック氏の来日の様子がドキュメンタリーのように45分にわた

って放映されていました。ご覧になった方も多いと思います。外見も考え方も普通のトルコ人の人とはなんとなく違う感じです。トルコ

人でありながらかなりトルコを客観的にご覧になっていらっしゃる。とても頭の切れる(それはそうですよね。ノーベル賞作家ですから)すごく洗

練された感じのひとだという印象をうけました。

大江健三郎氏との講演会の様子も放映されていましたが、感動的でした。若いころから谷崎潤一郎や大江健三郎を読んでいたそうです。

ご本人もおっしゃっていましたが、小説の中で母国での政府がおかした事実を取り上げておもむろに暴露して、トラブルになるということでは、

大江健三郎氏や思想犯としてシベリア流刑になっているドストエフスキーも同じですね。

ご存知のように大江氏は「沖縄ノート」で沖縄県民の集団自害について書いて法廷騒ぎになり、パムック氏は小説の中でトルコ軍によるアルメ

ニア虐殺を肯定するような内容を(トルコ政府は認めていない)書いたことで暴動など起こり、もはやトルコに住めなくなくほどの事態になって

います。ですからノーベル賞作家といえどもトルコの中でも好き嫌いはあると思います。

文豪の運命なのでしょうか。

オルハン・パムック氏の本はひとつ頑張ってトルコ語で読んでみようと思っています。

日本語訳はアンカラにお住まいの和久井路子氏の訳で出ています。読んでいないのに何もいえませんが、トルコの文学是非お試しくだ

さい。また違ったトルコを見れるのではないでしょうか?そのパムック氏の日本でのたびの一こまで印象的だったのが、京都の古い染料のお

店に立ち寄るところです。そこで赤い色にたいそう興味をもたれたパムック氏が、赤い染料をお店の人に見せてもらいその色はコチニールな

のですが、とても満足の表情を見せているシーンがありました。パムック氏はそのお見せのご主人に自分の著書に「わたしの名は紅」という

小説があること、22歳までは画家になろうと思っていたこと、情熱的な赤がとても好きであることなどを語っていらっしゃいました。すぐにキリム

を思い出しました。やっぱりコチニールの赤いいですよね!

なんだかばたばたした日が続いています。1日中何もしないで本を読んでいたいものです。

8月6日(水)

こちらの独り言をサボっている間に、8月になってしまいました。ブログではなくいまだに旧式のこの日記

(ブログはほうっておくと変な広告が入るし、万が一コメントを下さってもお返事がたぶんかけないので!)

ご覧いただいている方どうもありがとうございます

皆元気にしております。こちら日中はもちろん暑いのですが湿気がなく、夜は寒いくらいで寒がりの私は真冬と同じく

毛布を2枚もかけて寝ていてお手伝いのKさんに信じがたい!といわれています(笑)

いくら暑くてもなにかかけていると安心するんですよね。そういうのありませんか?

今日ハプニングがありました。蛾が部屋に入ってきたのです。蛾といっても3センチくらい(結構な大きさ!)の

蛾ですし、トルコ語では蝶も蛾も同じ単語、ケレベッキですが、蛾ちょっと苦手です。

日本にいるときは時々ゴキブリにも遭遇しましたし、(トルコでゴキブリって15年すんでいて見たことないです。大きいらしいですが)

小さなころは田舎のほうで虫と遊んだり、実家でも私は虫を触りまくっていたのですがここ10年以上虫に遭遇していないので

虫に弱くなってしまいました。

娘なんてろくにゴキブリも見たことないですし、蚊でも大騒ぎですよ。うすばかげろうでも怖がるし。

今日はいきなりこの蛾が飛んできたので娘と二人ギャーと逃げたらレオが興奮して、彼も怖がってワンワン吠えて

飛びついてくるし、大変でした。結局ほかの3頭は平然としていましたが、レオは蛾がお陀仏してからも興奮冷めやらず

かなりショックだったようで、しばらく私から離れませんでした。(ちょっと情けない)

以前部屋に殺虫剤をまいたらレオが吐いたので(かなり神経質でデリケート) 蛾を洗面所に追いやってから殺虫剤をまいたのですが

かなりまいたので、30分くらいたってドアを開けたらなんとドアをあけた瞬間下にへばりついて死んだと思ってそのまま開け放していたら

飛んできたのです!!ぎょえー!!!

小さな虫なのでそんなに怖がることもないのですがね。

私たちが蛾でギャーギャー言うのでレオは私たちが壁をみても私に飛びついてたすけて!って感じで

まったくだらしのない犬になってしまいましたよ。

ハエはぱくってたべるんですけどね(ああ、ばっちい)

久しぶりの日記なのに、くだらないことで長文になりました。

本当にこんな蛾一匹で騒いでいたら田舎では住めませんね!

トルコはテロがあり、爆発があり、何かと物騒です。

7月26日(土)

こちらも暑いです。

ちょっと前に撮ったポンとシャーベットの画像をご紹介します

プールを置く前の画像。どちらが水で遊ぶかでけんかしています。この2頭考えてみれば

生まれたときから一番激しく喧嘩しながらあそんでいました

まさか2頭とも我が家に残るとは・・です

生まれて3ヶ月後の画像はこちら

この写真お気に入りです。左がポン、右がシャーべット。歯ブラシの取り合い

このくらいで成長が止まればよかったねって言ってます。(笑)だって大きくなったら顔がながーくなっちゃうから。

7月14日(月)

明日はこちらトルコでもこの夏一番の気温の高い暑い日になるそうです。どこへも

出かけず家に潜んでいようとおもいます。家はとても涼しいのです!

夏休みということもあるし、ベランダにプールもあるし犬たちの散歩は週3回1日おきに朝8時に2頭ずつ。

水が嫌いでベランダでみなと遊べないレオはその3回ともお出かけです。レオ+誰か一頭。

でも本当に10時を過ぎるとお日様ががんがん照っていて散歩するほうもつらいと思いますよ

さて、娘はもうすぐ隣国に駐在のパパが休暇でトルコに来るのを楽しみにしているのです。

日本行きも考えたのですが中国でオリンピックがあるからか、8月までフルでトルコ航空すごく高いんです。

8月なんて、なんと大人一人(もちろんエコノミー)往復6000ドルですって。ちょっと高いでしょう。

この暑いのに長い時間をかけてほかの国をまわっていく気にもなれないし。

子供一人とあわせてもざっと10000ドル以上いくらドルが安いといってもこれならフランスに行って

買い物したほうがという感じ。日本行きは見合わせたのです。まあ様子を見て適当なチケットがあるならいくかもしれません。

しかもパパがこちらに来るフライトとも6月の中旬からずうっとウエイティングリストなのです。

10日くらい前に一度状況を聞いたのですがまだウエイティングとのこと。

そろそろその日も迫ってきたのに、旅行会社から連絡がないので娘のパパから催促がありましたが、

イスタンブル支店にも用事ができたので、アンカラ行きのフライトの変更などいろいろあったので、それなら直接

旅行会社に連絡をしてと言ったのです。15年らいチケットを頼んでいるある旅行会社のベテランのUさんにメールをしても

連絡なしらしく、トルコ航空に直接聞いたらなんと、予約していたチケットがすでにキャンセルされているとのこと。

あせった彼は別ルートでチケットを手配するべく電話をかけまくり、連絡が来ないUさんに、もうほかでとるからけっこうと

メールをしたコピーメールが私のところにも来たのです。

でもいつもはきちんと手配してくれるはずのUさん。なにかおかしいなと思い、一応電話してみようとおもいまして

その旅行会社に電話してみました。代わりのHさんという若い社員がでて、変わりに私が担当しますというので、

Uさんは?どこに行ったの?と聞きますと、しばらく沈黙で、「Uさんは、亡くなりました。」とのことでした

突然脳血栓で、7月4日に急逝されたそうです。高血圧だったそうです。52歳。若いですよね。

それでおそらく彼の担当していた分がパニックでキャンセルされてしまったらしく、いますぐに調べてメールしますとのことでした

いい人だったのに。2年くらい前にも、犬の泊まれるホテルを聞いたらすぐにファックスしてくれましたし(トルコ人でそんなに

迅速に対応してくれる人は珍しいです)実は今年、いままでのツアー会社から独立して自分の会社をつくったばかりだったのに。

これから!というときだったのに。びっくりしました。

ご冥福をお祈りいたします

トルコ語でお悔やみ申し上げます。という言葉はバシュヌザ サーオルスンといいます。直訳すると あなたの頭に健康を。

という意味です。

この間まで電話で話していた人が今はもう土の中で眠っているというのは、なんだか言葉が見つかりませんが、

信じられない感覚です。

7月11日(金)

こちらも日中はとても暑いです

あまりに暑くて昨日はテラスにおおきなプールを出しました。

朝から(寝坊なので昼から)娘と犬たちは入りびたっています

ポンなんて、大喜びで1日に何十回も出たり入ったり。

タオルで拭いてからといっても、何度も何度もなのでおかげで家の中は水浸しとほほです。

レオちゃんだけは水が怖いので無理やりぶち込まれてこの へなへな顔(右)

笑ってやってください

皆様も日射病にはお気をつけてください。

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